7.92012
7月6日7日、もはや恒例となった『アルテア七夕まつり』が山梨学院大学で行われました。今回初日の6日に取材をさせていただきました。始まりはおなじみのチアリーディング。残念ながら天候に見回れず、大降りの雨が降ってしまいましたが、去年にも負けないくらい多くの方が参加し賑わいを見せていました。
去年開かれていたウェディングですが、今年は残念ながら中止となってしまいました。しかし、姿はなかったものの披露するはずだった2人には会場にいた全員から盛大な拍手を送り2人の結婚を祝福しました。
チアリーディングは誰もが知っているJ-POPに合わせて雨のどよどよした雰囲気を追い払ってしまうような勢いのある力強いダンスで会場を盛り上げてくれました。会場で見ていた参加者の方々は年齢も幅広かったのですが、知っている曲だけ合って会場全体で盛り上がっていた様子が感じ取れました。
ジュニアオーケストラ、ウィンドブラスアンサンブルの演奏もありましたが、どちらもチアリーディングには負けないほどの迫力のある演奏を繰り広げてくれました。
他にもお笑いステージやオリンピック壮行会、浴衣でダンスなどといったイベントが盛りだくさんでした。
会場には大学生だけでなく小学生から高校生、それに子供を連れた家族と様々な年齢層の方たちがいました。やはり夏のお祭りは女性なら浴衣を楽しみたいですね。アルテア七夕まつりでは女性だけでなく多くの男性も浴衣を着て情緒ある日本の風景、涼しげな夏の光景を見ることが出来ました。
会場全体を彩りよく飾っていたのが笹の葉。学院生徒だけでなく、いろんな方の短冊が吊るしてあり、中には「○○会社に合格出来ますように」「毎日笑って平和に過ごしたい」などの願い事があり、会場に吊るしてあった短冊の願い全てが叶って多くの人が笑顔であって欲しいとつい思ってしまいました。
アルテア七夕まつりの楽しみはイベントだけではありません。会場には数々の屋台があり、学院生が出展をしているものもありました。どのお店の前には人だかりが出来ていて写真を撮るにも難しいほど。大人も子供に帰ったように楽しめる金魚すくいやヨーヨー釣り、食べ物の種類も様々で酒折駅前にいるクレープ屋さんもいました。
中でも印象的だったのが花火を売っていた学生。自らが花火を持ち、会場内を歩き回って販売していました。まさか学校内でのお祭りで花火が買えるとは思いませんでした。
子供たちにも反響がよく、広場に行くと天候を気にしない様子で子供たちが花火をしながらお祭りをより楽しんでいました。
「学院の底力を感じて欲しい。」そんな気持ちで開催されたアルテア七夕まつり。地域の方だけでなく町外の方々も多く参加し、甲府市の夏の楽しみの一つになっています。毎年披露しているウェディングのように、一つの幸せを会場全員で分かち合えるそんなお祭りでした。
この記事へのトラックバックはありません。
© 山梨県音楽文化交流ポータル さかおり Powered by VISUAL LITERACY PR ボーカルと声優の音楽教室
この記事へのコメントはありません。