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史跡特集

連歌発祥の地 酒折宮

酒折の由来ともなっている酒折宮は、酒折駅のすぐ近くにある神社です。
小さな神社ですがその歴史は古く、なんと古くは古事記や日本書紀にも登場する、歴史ある由緒正しい神社なのです。
酒折宮の鳥居
酒折宮の鳥居
鳥居を見守る狛犬
鳥居を見守る狛犬
石碑
石碑
秋の酒折宮の風景
秋の酒折宮の風景
石造りの鳥居の奥に見えるのが、拝殿です。拝殿までの道のりには二匹の狛犬が参拝者を迎えてくれます。
なかなかの鋭い眼光。こうしてこの酒折宮を守って来たのですね。
奥には木々に囲まれた本殿。住宅街に囲まれたなか、静謐な空間は、まさに神域といった趣き。大きく人の多い神社とはまた違った、雰囲気のある神社です。

古事記と酒折宮の関係

古事記に登場、と言いましたが、皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国地方を征伐した帰りに
「甲斐に出でて、酒折の宮にまします時に歌よみしたまひしく、新治 筑波を過ぎて、幾夜か宿つる。」
と酒折宮に立ち寄り「筑波を過ぎて何日たったかな?」というような歌を詠んだ、というエピソードがしっかりと記述されています。古事記を読む機会があったら要チェック!

また、そんなエピソードから「連歌発祥の地」と言われ、「酒折連歌賞」という連歌のコンテストも開かれています。
不老園の入り口の北側にある小径を登っていくと、連歌発祥の地の石碑があります。
拝殿の様子
拝殿の様子
拝殿の様子
拝殿の様子

地域を見守る 丸石道祖神

酒折宮から、不老園の方へ抜ける脇道には、こちらも石の鳥居。そこには悠然とたたずむ道祖神さまの姿が。

この丸い道祖神の姿形、「丸石道祖神」と呼ばれる、山梨特有のものなんだとか。なんだかかわいらしくて親近感が湧いてしまいそうです。
街中でもたまに見かけることができる神様なので、うっかりオブジェだと思って無礼を働かないように!
歴史ある神社仏閣が、住宅街と共に佇み、道の脇には道祖神が祀られ地域を見守る。こういった何気ない日常に溶け込んだ歴史を、守っていきたいですね。
丸石道祖神
丸石道祖神
酒折宮の日常の風景
酒折宮の日常の風景
酒折宮
〒400-0805 山梨県甲府市酒折3-1-13
【電車の場合】JR中央本線酒折駅-徒歩5分→酒折宮
【車の場合】中央自動車道甲府南IC-25分→酒折宮

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