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史跡特集

ぶらり酒折名所の旅 Part 1

今回は酒折の名所をカラダをはって散策してまいりました。
あたらしい酒折の魅力を発見できた気もいたします。それでは、しゅっぱーつ!

酒折駅から出発 玉諸神社

9:55 7月某日、酒折駅より出発!

インドアかつ、体力のない私がはたしてこの夏の炎天下の中歩いていけるのか・・?と
若干不安の中、出発。

7月某日、酒折駅より出発!

0:10 玉緒神社到着
玉緒神社は、天正10年に、武田氏滅亡時に織田方の兵火により、社殿全てが焼失してしまったようで、その後に、徳川氏の朱印を受け、神領は保護され慶長14年に家康の命で現在の本殿と旧拝殿が造営されたようです
小さな祠が多く、またところどころに穴が開いていました。穴の中には塞がっている物もありました。
周りにはブドウ畑が多く、また松の木が多かったです。立派な松の木が大量にあり、写真を撮影していると足が段々痒くなって・・・そうです、いつの間にか蚊に刺されてしました
しかも数十分の間に5箇所ほど。
虫除けスプレーを持っていったほうが吉!

酒折の町並み 酒折の宮

11:00 酒折宮到着
酒折宮は、日本武尊(倭健命、ヤマトタケル)を祭神とされており、日本武尊の行宮である酒折宮(『古事記』及び『日本書紀』に記載)に起源をもつといわれています。
また、連歌発祥の地でもあり、調べてみたら山梨でのパワースポットの一つのようです!
酒折宮の中は広く、生い茂った竹や林の中には大きい石碑が沢山ありました。参拝をするためにまずは手水舎で手を洗い、口をすすぎました。

ここで神社により違ったりするのですが、一般的なお参りの方法を説明しておきます

【1】 鳥居や門をくぐる前に一礼をする。
【2】  参道は神仏に失礼にならないよう端を歩く。
【3】 手水舎で手を洗い、口をすすぐ。(神前・仏前に参る前に身を清める行為)
【4】 賽銭を賽銭箱に静かに入れる。(投げ入れない)
【5】 鈴を鳴らす。(鈴を鳴らした後に賽銭を入れると説明する人もいる)
【6】 拝礼を行う。
【7】 神社の場合は再拝二拍手一拝(拝は深い礼)。寺院の場合は合掌。


以上が一般的なマナーのようです。
拝礼後に、おみくじが隣にあったのでひいてみたところ・・結果は「中吉」
中吉はとても中途半・・・とは言いませんが、とりあえず無難な結果でした^^;
酒折宮を後にし、不老園の前に通りがかったのですが、今の季節は閉まっているようで残念・・!
春に来ると梅や季節の中でとても綺麗なので、春に是非とも皆さんお越し下さいね^^
不老園を右手に直進すると、大きな葡萄畑に。その中心に聳え立つ一本の木・・
この木はポンポコ塚という可愛い名前なのですが立派な円墳です。
この辺りには古墳が約20基あったそうでして、ポンポコ塚はその中でも保存状態が良いらしいです。
そのポンポコ塚のすぐそばに先ほど訪れた玉緒神社の拝殿跡があります。
鳥居と若干の石碑のみ残っていました。

酒折宮

13:15 善光寺到着
善光寺というと「長野?」と思う方も多いと思うのですが、各地にある善光寺の一つで、甲斐善光寺と呼ばれるようです。善光寺は、我らが山梨の武将、武田信玄公が、川中島の合戦の折に、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年に御本尊善光寺如来をはじめとした、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まると言われています。

善光寺 趣のある風景

兎に角広大な敷地で、門をくぐろうとすると、両脇に気配が・・・!
未完成の金剛力士(仁王)像が祀られていました。正面からは網がかかって見えなかったので
下のアングルから撮影。

門を抜けると大きな本堂のほかに大きな家やお地蔵様、石碑、そして池などあり、
池の鯉は何年生きているんだろう?と思うほどの大きさ。
近寄ったら大口を空けてこちらへ向かってきました^^;エサはないですごめんなさい・・・
本堂は東日本においては最大級とも言われる木造建築物であり、重要文化財の一つ。
中に入るにも緊張が・・・
本堂の中は撮影禁止だったので割愛いたしますが、是非一度ご覧になっていただきたい迫力でした。

善光寺

14:00 東光寺到着
東光寺は全体的に「庭園」という感じでした。仏殿は重要文化財に認定されており、本尊の薬師如来像や十二神将像が安置されており、薬師堂とも称するようです。

東光寺 美しい庭園

善光寺から東光寺までの道のりで、休む場所がなく正直暑さでフラフラしていたのですが、
東光寺内に休憩場所があり、ほっと一息^^
七夕飾りがまだ残っており、日陰で少しリラックスできました

庭園を歩いているとミステリーサークルのような砂利があり、その近くには丸い石が。
これは石臼敷というようです。
東光寺の庭園は、県内に多くみられる大和絵式の作庭とはまったく異質で、
北宋山水画風の作庭は、中国風のテーマであり、蘭渓道隆の手になるものと考えられているようです。

東光寺

14:45 能成寺到着
東光寺から能成寺まではちょっと道に迷ってしまいました^^;
能成寺の本尊は創建時三尊阿弥陀如来(安阿弥作)、現在はお釈迦様のようで、
ブッタのポスターが貼ってありました。

能成寺 すずしげな小道

全体的には小さいお寺でしたが、景色がとても美しく、また緑が多い場所でした。 甲府はコンクリートが多いといったイメージですが、山になるとまだまだ自然が多くあるんですね^^

能成寺

16:00 酒折駅到着
途中休憩もいれつつ、酒折駅に戻って参りました!
今日は36度以上あり、正直不安の中歩いていたのですが、自分のペースでゆっくりと歩けば結構いけるものだな~と思いました。
インドアな私が言うので間違いないかと!!ちなみにペットボトルは3本飲み干しました^^;

皆さんもひと夏の思い出?もしくはもう少し涼しくなってからぶらっと酒折旅はいかがでしょうか?