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第10回 アルテア七夕まつり2012

七夕に行われる大規模なイベント

7月といえば、七夕。織姫と彦星が1年に1度だけ会うことを許される日であり、短冊に願いを書くと言い伝えられる特別な日。
酒折の地では毎年その6日、7日に大規模なイベントが開催されています。そう、山梨学院大学でおこなわれる「アルテア七夕まつり」です。今年で記念すべき第10回を迎えるこの祭典。天候は生憎の雨でしたが、開催場所である大学内のキャンパスセンターには巨大な屋根があり問題はありません。 屋根はあっても雨は降るもの。
人は来るのだろうかと少し不安でしたが、そんなことはすぐ杞憂だったと気づかされました。
会場を埋め尽くさんばかりの人、人、人。皆さんこの日を楽しみにしていたようで、激しい雨をかき消すほどの熱気を感じました。 ステージではダンスの他にも、ジュニアオーケストラやウィンドブラスアンサンブルによる演奏。
ぴっかり高木といしいそうだろうの吉本芸人コンビによるお笑いライブ、ゼミ生による浴衣ダンスなどで大いに盛り上がっていました。
どれも観客席は満員で、後ろからでは爪先立ちしなければステージが見えないほどでした。 小さな子供たちが楽しめるイベントも充実。定番の金魚すくいやヨーヨー釣りのブースからは、小さくも元気な笑い声が絶えず聞こえてきました。いつの時代でもこうした祭りの定番は愛されるものなのだと、しみじみ思います。 そして、屋台。学生たちによる店以外にも様々なところからやってきた屋台が並んでいました。
移動クレープ屋台、パスタ店、農園など、一風変わったところも。他にはない面白い商品が並んでおり、とても興味をそそられました。 会場のいたる所には、願いを携えた笹の葉が。切実なものから、ユーモラスあふれたものまで、様々な願いが風に揺れています。筆者も一つ、願いをしました。 「ここにある全ての願いが叶いますように」と。

今年も例年に負けないほどの賑わいを見せていたアルテア七夕まつり。会場を彩りよく飾っていた数々の短冊の願い、今回訪れていない方たちの願い、すべてが叶いみんなが笑顔で過ごせるようになればいいですね。このアルテア七夕祭りはみんなの願いが詰まったイベントとなっております。